家族ゲーム:ドラマ良かったね

 「嵐」の櫻井翔主演のフジテレビ連続ドラマ「家族ゲーム」(4月期水曜夜10時)の最終回が6月19日に放送、平均視聴率が16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でメデタクフィナーレ!

何せ見飽きること無かったよ、出演者みんな良すぎ。目を見張る怪演輝演のW吉本荒野(演・桜井翔、忍成修吾)に引っ張られてしまってグッタリするくらい、えぇ決してウットリではありませんっ。命を絶ってしまう生徒真田(演・吉井一肇)の悲愴感ったら…飯食われねぇ感じですよ。あと沼田慎一(演・神木隆之介)の暴走っぷり、新境地?

色々あるけど、やっぱり最終シーンが心に残ったかなぁ。慎一に8年前の真相は真実なのか、と問われた返しの「いいねえ」が完全に吉本荒野に戻ってた。一瞬は昔の自分を思い起こすも、還る場所無くこれから先も永遠に荒野として生きていく覚悟。その限り本物の荒野の人生が封じられて目覚める日は来ない暗示、かな。

何とも悲壮なまでに雄大なる意志を誓ったモンだよね。荒野に降り注ぐのは無限のシズク、精一杯の…。なんてねっ。

「家族ゲーム」は過去に何度か映像化された名作のリメイクで、原作は本間洋平執筆の小説。今回ドラマは櫻井翔演じる「東大合格率100%」という自称・天才家庭教師の吉本荒野(こうや)が、落ちこぼれの中学生と多くの問題を抱えたその家族を衝撃的な手段によって更生させていくという内容。よしっ、詳しくはウィキペディア見て?

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