産み分けられて、1

おなかに いっぱいの愛情と幸福と希望を詰め込まれて、産まれてきた赤ちゃん。

誰よりも恵まれて嬉 しくって、たくさんの心配や不安にも向き合って精一杯育んでくれた親心は尊くて無敵で、温かかいはずだった…。

「アンタなんて産むんじゃなかったわ~とか言われて、嘘でもショックで親と大ゲンカしちゃって泣かされたんだから。」 彼女が一昨日の話を熱っぽく語って来る。

聞いて、一瞬 うらやましいなと思った。彼女には言えなかったけれど、俺にはそれ以上最も残酷で恐ろしいセリフが待っているような予感がしていたから。

そう、嘘は最初から俺には無い。彼ら人間の都合に選ばれただけで、望まれなければ単純に切り捨てられる運命だ。

「あの時、アンタ選んで損 したわ。」

命、どう しようもない、俺。

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